『まんがでわかる 伝え方が9割』佐々木圭一 、大舞キリコ[作画]、星井博文[シナリオ]
今回の記事では、『まんがでわかる 伝え方が9割』の“「ノー」を「イエス」に変える技術”について紹介します。
・「イエス」に変える3つのステップ
Step1 : 自分の頭の中をそのままコトバにしない
Step2 : 相手の頭の中を想像する
Step3 : 相手のメリットと一致するお願いをつくる
ここで、AさんがBさんをデートに誘いたい時の場合を例に説明します。
・Aさんの心情 : デートしたい←自分の頭の中をそのままコトバにしない
・Bさんの心情 : ❌仕事が忙しい
⭕️新しい物好き
⭕️ラーメンが好き
→相手の頭の中を想像する
そこで、AさんStep3に習いこう言ってみる。
↓
驚くほど美味しいラーメンどう?
このように、自分の求めること、頭に浮かんだことをそのまま口にするのではなく、一回立ち止まりましょう。
そして、お願いに対して、相手がどう考えるか/普段相手は何を考えているのか、相手の頭の中を想像しましょう。
最後に大切になってくるのは、相手の文脈でコトバを作ることです。つまり、お願いを相手に「イエス」となるものにします。結果的にあなたの求めていることが達成できればいいのです。
『日本再興戦略』今、世界でもっとも注目される日本人科学者が描く希望の国のグランドデザイン 落合陽一
今回の記事では、『日本再興戦略』今、世界でもっとも注目される日本人科学者が描く希望の国のグランドデザインより、第3章のテクノロジーは世界をどう変えるか「コンビニに行かなくなる日」について紹介します。
日本の再興戦略を考える上でカギになるのはテクノロジーです。今世界では、AI、ロボット、自動運転、AR・VR、ブロックチェーンなどのテクノロジーの発展がメディアをにぎわせていますが、これらのテクノロジーは確実に我々の生活や仕事を変えていくことでしょう。
身近な例でいうと、コンビニも変わります。僕は日ごろから、自動化してほしいと思っているのがたくさんあるのですが、最近、僕が一番危機感を覚えるのが、コンビニと人の関係です。
僕は、自宅がマンションの高層階にあります。マンションにすぐ近くにはコンビニがあるのですが、最近ではエレベーターでの上下移動が面倒くさいので、アマゾンの「Prime Now」で宅配してもらえるようにしました。
スマホで注文すれば、大体40分ほどで来ます。飲み物とかお菓子とかハイボールをつくるための炭酸水とかをよく頼みます。
もし僕がマンションの一階まで下りてコンビニに買いに行ったら、家との往復でだいたい15分くらいかかります。それと比べて、アマゾンに頼むのは配達コストが大きいように感じるかもしれません。
しかし今後、届けてくれるのがロボットになったら、コストのことを気にしなくなるかもしれません。確かに現時点では労力の無駄なのですが、そこに人間が介在しなくなったら、もしくは、集荷と分配のバランスが整えば、コスパはペイするのです。
その観点では、コンビニに行く回数は、これから減っていくでしょう。将来的に、届けてくれるのが、自動運転車やロボットになれば、人の負担もかかりません。
そう考えると、今後は、都心に住むメリットはあまりなくなってくるでしょう。あらゆるものが自動的に届くようになりますし、自動運転を使って快適にどこにでも移動できるようになります。
テクノロジーは、我々の移動や時間の概念を変えることでしょう。それぐらい、自動運転は我々の世界を大きく変えるのです。
夢物語に感じる程度にビジョンを大きく持ち、そして、実際に手を動かすのが、テクノロジーを用いた再興戦略には肝要なことです。
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現時点でも、もう服を買うのはネット通販です。CDではなく、スマホにダウンロード。本は、電子書籍。テクノロジーによって、もうすでに変わってきています。
しかし、さらにこれからは、自動運転車、ロボットが登場します。そういった新たなテクノロジーに対応していける者が、活躍していく時代になります。
そして、これからはかなりの情報格差社会になります。情報収集は怠らず、常識を疑い、柔軟に社会の変化に対応していきたい。
『多動力』幻冬舎 堀江貴文
今回の記事では、『多動力』より「教養なき者は奴隷になる」について紹介していきます。
ポイントは、「原液」を作るのに必要なもの。それは「教養」だ。太い幹となる「教養」があれば、枝葉は無限に伸びていく。
・何か疑問が湧いたら、その歴史を深く掘って、根幹から理解しよう。
・10冊の流行のビジネス書を読むよりも、1冊の骨太の教科書を読もう
・教養は身につけるだけでは意味がない。目の前の仕事に、具体的に落とし込む意識をもとう
では、いかにしたら原液を作れるようになるか。それは「教養」を身につけることだ。
教養とは、表面的な知識やノウハウとは違い、時代が変化しても変わらない本質的なことを言う。
ライブドア事件で東京地検特捜部に逮捕された。そして検察が動いた。
そこに不可解で理不尽なものを感じた僕は、検察という組織を、その歴史から海外事例に至るまでとことん調べ上げた。
これこそがまさに教養を得るということだ。
表面的な情報をいくら集めてもわからない。歴史を深掘りし、海外事例まで調べることで、知識の幹となる本質にたどり着くことができる。これこそが「教養」だ。
教養なき者は、「今」という時代の変化に振り回され、目の前の仕事をこなす歯車で終わってしまう。
急がば回れ。表面的な情報やノウハウだけを身につけるのではなく、気になった物事があれば歴史の奥まで深く掘って、本質を理解しよう。
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今は、ビジネス書を中心に自己啓発本を読んでいる。これからは、興味や惹かれた物事に対してさらに深掘りして研究しよう。
それが教養となって、それを目の前の仕事に活かすことができて、初めて「教養」を身につけたという意味がある。
『空気を読んではいけない』幻冬舎 青木真也
今回の記事では、『空気を読んではいけない』の第1章「人間関係を始末する」より【凡人は群れてはいけない】について紹介します。
多くの男の子が強さに憧れるように僕も強さに憧れた。強さの象徴である格闘技に強い憧れを待っていた。だから、僕は、とにかく格闘技をはじめたかった。一番身近にあったのが、柔道だった。
クラスで孤立し、友達もいなかった僕にとって、柔道に集中している時間は救いだった。先生からもクラスメイトからも距離を置かれていた僕は、柔道というコミュニティの中で、なんとかして成り上がるしかなかった。
ところが、中学に進学すると、すぐさま大きな壁にぶち当たることになる。所謂、才能の差だ。監督からも「センスがない」言われる始末。
しかし、考えることをやめなかった。才能がなく、身体が小さくても、何とか生き残ってやると思っていた。
自分の能力が劣っている以上、他の部員と仲良く群れていたら、レギュラーになれないのは明らかだ。僕が群れてしまっては、レギュラーとの差は一生縮まらない。
「このまま普通にことをやっていても絶対に勝てない」「周りと同じことをやっていたらダメだ」と考えながら、毎日練習をしていた。
当時はとにかく必死で、部活動以外の時間に、クラブチームの練習に通うこともはじめた。体力的には相当しんどい。
しかし、部活の練習で満足している部員たちをよそに「お前らが遊んでいる間に、俺は練習しているんだ」と思いながら休まず通った。
成り上がりたかったら、群れてはいけない。周りと一緒にいると、知らず知らずのうちに周囲と同化してしまう。
才能のないものが成り上がるためには、周りを切らなくてはいけないのだ。
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日本人の多くは、周りと同じでいないと不安になる。さらに、新しいことや、周りと違うことをしている人に対して、笑ったり、尊重も何もしない。
それは、何もなく、普通である自分が正しいのだと肯定するためにしている行為だと思う。自分が否定されているように感じているのだ。
欧米の人たちは、こう教えられてきた。「自分の好きなことをやりなさい。でも、好きなこと、やりたいことをすると、他人に迷惑をかけてしまう。だからって、好きなことをしないってことではない。自分が迷惑をかけられても、それを許せるような広い心を持て。」
日本人は違う。「人に迷惑をかけるな」こう言われ続けた結果、やりたいことや好きなことが、できないような小さな人になってしまった。
僕は、日本人だけど、この欧米人の考え方が好きだ。好きなことをやりきる心の広い人になりたいと思う。
『WE ARE LONELY, BUT NOT ALONE』現代の孤独と持続可能な経済圏としてのコミュニティ 佐渡島庸平
今回の記事では、『WE ARE LONELY, BUT NOT ALONE』現代の孤独と持続可能な経済圏としてのコミュニティについて紹介します。
著者の佐渡島庸平さんは、『君たちはどう生きるか』、『宇宙兄弟』、『ドラゴン桜』を仕掛けたメガヒット編集者です。
それでは、この本について紹介していきますが、ここでは第1章の「安心と自由、どちらを選ぶ?」について言及します。
コミュニティについて考えるとき、「安心、自由」この二つがキーワードになる。安心と不安、自由と義務ではなく、安心と自由だ。人間は、この二つを欲しがる。
しかし、この二つは決して、同時には手に入れられなかった。
初めは、村社会があった。誰もが相手の顔と名前が一致していた。よそ者が来れば、すぐに気づいたし、排除された。引っ越しも、職業の選択も自由はほとんどない、同調圧力が強い社会だった。
その代わりに、圧倒的な安全、安心があった。
高度経済成長期に、多くの人が都市部に流れて、村社会の時代は終わった。都市には地域コミュニティが生まれず、核家族を中心とした極小コミュニティと会社コミュニティ、この二つに人は身を委ねた。
村社会に比べたら、生き方の自由度は増した。しかし、安全、安心は減る。周りは知らない人ばかり。安心を確保するために、終身雇用という制度は有効だった。
そしてまず、核家族コミュニティが弱まった。結婚する人が減り、子供を産む人も減ったためだ。そして会社コミュニティは、終身雇用の崩壊と働き方改革で、機能しなくなり始めている。
今、僕らは、所属しているコミュニティを失いつつある。誰も僕らの生き方について、指図する人はいない。圧倒的な自由だ。
しかし、ずっと欲しがっていた自由を手に入れて、気がついたら安全、安心を失っていた。その二つがトレードオフの関係にあることを、理解している人は少なかった。
孤独の中で得る自由と引き換えに安全、安心を失った人たちは、不安の闇に突き落とされる。
自由と安心、両方を同時に得ることは不可能なのか?
今までの物理的な必然性で生まれたコミュニティではなく、インターネットの中で、「好き」を中心にしてできたコミュニティに可能性があるというのが、僕に仮説だ。
インターネットの力は、自由と安心、両方をもたらし得るのではないか。
問題は、コミュニティをあまりにも自明のこととしてとらえていたので、その知識をまだ誰も持っていないことだ。
今までは、すでに存在するコミュニティに、後から参加すればよかった。コミュニティ当たり前にそこあるものであり、つくるという行為をしたことはない。
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インターネットの力で、ネット状でのコミュニティが当たり前になってくる(オンラインサロン)。
僕自身もオンラインサロンに入会した。入会しただけでは何も変わらない。2019年は、どんどんイベントや色んな人に絡んでいって、自分の信用を稼いでいく。
信用とお金を稼ぎまくる。2019年でどこまでいけるか。楽しみで仕方ない。
『考えたら負け』今すぐ行動できる堀江貴文150の金言 堀江貴文
今回の記事では、『考えたら負け』今すぐ行動できる堀江貴文150の金言について紹介します。ここでは以下の3つについて言及していきます。
①「変えたいけどできない」というのは、本当は「変えたくない」のだ
②今日という日に絶対達成すると自分で決めたことを、着実に実行していく
③とにかく数をこなすしか上達の道はない
まず、①「変えたいけどできない」というのは、本当は「変えたくない」のだについて紹介します。
「運動したいが、時間がない」「世界中を旅行したいと思うが、お金がない」このような言い訳を、あなたも一度はつぶやいたことがあると思う。
そのままが嫌なら、なぜそれを変えないのだろうか。人間は自分思い以上に合理的な行動を取る生き物である。
つまり、「変えたいけどできない」というのは、本当は「変えたくない」のだ。たとえ意識していなくても、無意識のうちに現状維持を選んでしまっている。
次に、②今日という日に絶対達成すると自分で決めたことを、着実に実行していくについて紹介します。
マイルールをつくるときのコツは、「遠くを見ない」こと。よく長期目標を立てる人がいるが、人間は基本的に楽をしたい生き物なので、よほどの意志がない限り達成は難しい。
そこで、たとえば今日の目標を立ててみてはどうだろう。「頑張ればなんとか達成できるかも、、」という目標を立て、それを来る日も来る日も繰り返す。
考えるべきは今日という日のことだけ。明日のことや遠い未来のことなんて考えない。今日という日に絶対達成すると自分で決めたことを、着実に実行していくのだ。
最後に、③とにかく数をこなすしか上達の道はないについて紹介します。
正直、緊張しないための即効薬はなく、とにかく場数を踏みなさいとしか言えない。
シンプルに言うなら「慣れ」だ。「慣れる」ことで、そのシチュエーションにいつものメンタルで臨めるように体に覚えこませるしかない。
すぐぬ緊張しなくなるわけではないが、やり続け、慣れることで必ずコミュニケーションはうまくなるし、プレゼンなどにも臆することなく臨めるようになる。
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① : 口で言うのは簡単だが、それでは意味がない運命を変えることはできない。
思考→言葉→行動→習慣→性格→運命
マザーテレサが上記のことを言っている。思考を変えれば運命を変えれるチャンスがある。しかし、言葉から行動に移すことができればの話である。
② : 大きな夢を持つことは重要だが、それを達成するための小さな目標を細分化して1日単位でつくることはもっと重要である。
どれだけ継続させることができるか。そこに貪欲に。ただ目標を立てても続かなければダメだ。
③ : これは、プレゼン以外にもライターで言えば、質は6、7割で構わないから量産することが大事。10割を目指して良質な一本を書くより、6、7割の記事を10本書いた方が上達のスピードが違うはずだ。
『たった一人の熱狂』幻冬舎文庫 見城徹
今回の記事では、『たった一人の熱狂』幻冬舎文庫 より「ひと休みなんかするな」について紹介したいと思います。
「上質な休息が上質の結果を生む」と言う人がいる。「上質な休息」などという言葉は、僕の辞書にはまったく必要ない。仕事をするからには、「ひと休みする」という発想は捨てて常に熱狂していたい。
1冊の本を世に送り出すため、とてつもない時間と労力を注ぎ込む。いよいよ原稿が完成形に近づいた頃、同時並行で時限爆弾のようにあちこちにプロモーションを仕掛ける。そして、満を持して、本が発売される。
発売日やって来て本が爆発的に売れたとしても、僕の心の中には虚しさが漂う。すでに終わってしまった仕事にいつまでも酔いしれ、花火でも見上げるような気持ちで過去のプロセスにすがりたいとは思わないのだ。
世間が注目している頃には、僕はその仕事を弊履(破れた草靴)のように打つ捨てたい。次に無名の人と一緒に何かを企み、新しい仕事を爆発させたい。誰も注目しない無名のもの、マイナーな存在に光に当て、皆が注目するメジャーな存在へとゼロから育て上げたい。
そのゼロからの仕事に疲れを感じ、面倒くさいと思うようであれば、僕はもう焼きが回っていると思う。「大きな仕事が終わったのだ。しばらくゆっくり過ごそう」とは、絶対に思わない。それが僕の仕事の美学だ。
「熱狂するものが見つからない」と不安を感じる読者もいるだろう。たとえ今は熱狂するものが見つからず、不本意な仕事しかないとしても、まだ仕事に追われる生活のほうがいい。
人生に空白を作らず、岩盤に爪を立ててあがいているうちに、いつかきっと熱狂できる仕事に出会えるはずだ。
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今まで仕事に対して、熱狂したことはありません。しかしこの最後の文章にもあるように、目の前の仕事に対して一生懸命立ち向かっていくことで、いつか心から熱狂できる仕事に出会えると思います。
僕は、今ライティングの仕事をしていますが、書いた分だけお金を稼ぐことができます。自分がこの仕事でどこまで稼げるか。挑戦する価値はあると思います。