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本や偉人の方のYouTubeで学んだことをブログにまとめたり、自分の人生の夢や目標について書いていきます。

『たった一人の熱狂』幻冬舎文庫 見城徹

f:id:bokuhabit:20181229185734j:image今回の記事では、『たった一人の熱狂』幻冬舎文庫 より「ひと休みなんかするな」について紹介したいと思います。

 

「上質な休息が上質の結果を生む」と言う人がいる。「上質な休息」などという言葉は、僕の辞書にはまったく必要ない。仕事をするからには、「ひと休みする」という発想は捨てて常に熱狂していたい

 

1冊の本を世に送り出すため、とてつもない時間と労力を注ぎ込む。いよいよ原稿が完成形に近づいた頃、同時並行で時限爆弾のようにあちこちにプロモーションを仕掛ける。そして、満を持して、本が発売される。

 

発売日やって来て本が爆発的に売れたとしても、僕の心の中には虚しさが漂う。すでに終わってしまった仕事にいつまでも酔いしれ、花火でも見上げるような気持ちで過去のプロセスにすがりたいとは思わないのだ

 

世間が注目している頃には、僕はその仕事を弊履(破れた草靴)のように打つ捨てたい。次に無名の人と一緒に何かを企み、新しい仕事を爆発させたい。誰も注目しない無名のもの、マイナーな存在に光に当て、皆が注目するメジャーな存在へとゼロから育て上げたい。

 

そのゼロからの仕事に疲れを感じ、面倒くさいと思うようであれば、僕はもう焼きが回っていると思う。「大きな仕事が終わったのだ。しばらくゆっくり過ごそう」とは、絶対に思わない。それが僕の仕事の美学だ。

 

「熱狂するものが見つからない」と不安を感じる読者もいるだろう。たとえ今は熱狂するものが見つからず、不本意な仕事しかないとしても、まだ仕事に追われる生活のほうがいい

 

人生に空白を作らず、岩盤に爪を立ててあがいているうちに、いつかきっと熱狂できる仕事に出会えるはずだ

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今まで仕事に対して、熱狂したことはありません。しかしこの最後の文章にもあるように、目の前の仕事に対して一生懸命立ち向かっていくことで、いつか心から熱狂できる仕事に出会えると思います。

 

僕は、今ライティングの仕事をしていますが、書いた分だけお金を稼ぐことができます。自分がこの仕事でどこまで稼げるか。挑戦する価値はあると思います。