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『ぼくたちに、もうモノは必要ない』を読み返してみた(2)

今回の記事では、『ぼくたちに、もうモノは必要ない』を読み返してみた(2)ということで、第2章なぜ、モノをこんなに増やしてしまったのか?から印象に残った3つのポイントについて順番に紹介していきます。

 

1つ目は、慣れという毒について

あることが叶った願いの輝きは「慣れ」から始まり、「当たり前」の前提になり「飽き」という否定に行き着き、つまらないモノになってしまう。「慣れ」→「飽き」という仕組みである。ぼくたちの願いは全て叶っているのに、この「慣れ」→「飽き」の仕組みがあるせいで、叶った願いに対して不満が募り、不幸を感じてしまう。つまり「慣れ」さえしなければ、ぼくたちは叶った願いに浸り続け、幸せなままでいられる。

 

2つ目は、なぜ人は新しいモノばかり求めてしまうのか?について

この「慣れ」について考えるには、人の習性、人が物事を感じる仕組みを確認しておく必要がある。そもそも人の神経ネットワークは、刺激の「差」を検出する仕組みである。ある刺激から別の刺激に変化した「差」自体を刺激として受け取る。要するに、どうして手に入れないと願い、手に入れたモノ。そのモノに満足し続けられないのは、この「差」がないと神経が判断してしまうからである。

 

3つ目は、未来の感情は予測できないについて

モノに対して、こんな風に今までも散々飽きてきたのだから、この先手に入れるモノにも、またすぐに飽きてしまうことはわかりそうなものだ。なぜ「飽きること」に「飽きもせず」、次々モノに手を出してしまうのか?

この理由は、人が「未来」の感情を「現在」を元に予測してしまうというところにある。例えば、お腹が空いた状態で居酒屋で注文すると、どえらい量の皿に後で後悔したことがないでしょうか?これはお腹が空いている「現在」を元に「未来」の腹具合を、誤って予測してしまったことが原因である。

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