『全捨離のすすめ』8割を手放せばすべてうまくいく 櫻庭露樹
今回の記事では、『全捨離のすすめ』8割を手放せばすべてうまくいくについて紹介します。ここでは、第1章の“「全捨離」とは”より「1、全捨離のはじまり」について紹介します。
師匠は言いました。「なぜ大きな3件の仕事がなくなったか、理解していないでしょう。結果というのは原因があるから存在するもの。貴方は大きな仕事3件失った。その原因は何かというと、まずあなたの家の状態です。一番は、家が汚いことではなく、家にモノがあふれていることです。」
そして師匠は、こんなメッセージを強調しました。
〈人生を好転させていきたいのならば、モノを手放しなさい〉
宇宙には、『8:2の法則』があります。例えば会社でいうと、2割の人が生産性の高い仕事で貢献し、残りの8割は可も不可もなく、非生産的、もしくは全く仕事をしていない状態と言われます。
また、メーカーや販売業であれば、自社製品のうち、2割の製品が大きな利益をたたき出していたり、売れ筋になっていたりする一方で、残り8割は無難に入れ替わっていたりします。このように、8:2の法則は万物に当てはまります。
これを家の中のものに置き換えてみると、面白い事実に気がつきます。“家の中にあるものは8割使っていない”ということが言えます。実は、本当になくてはならないモノは、たった2割に過ぎません。師匠はこの理由から、私に仰ったのです。
「運気を上げて人生を好転させていきたいのであれば、家の中にあるモノを8割手放しなさい」