『自由であり続けるために』20代で捨てるべき50のこと 四角大輔
今回の記事では、『自由であり続けるために』20代で捨てるべき50のこと 四角大輔について紹介します。本記事は、その中の「26 “常識”を捨てる」について紹介します。
・26 : “常識”を捨てるについて
誰もが、芸術性、創造性を持っている。けれど、言葉の響きが高尚すぎるからか、多くの人々が自分の芸術性、創造性を認めたがらない。
「アートでは食っていけない」、「アーティスト気取りは恥ずかしい」といった風潮や、学校の先生とか、親や友達の“マトモ”な助言が、あなたを芸術に世界から遠ざけてしまったのかもしれない。
他人と違うところを見せるのが怖いという気持ちが、あなたの中の“アーティスト性”封じたというのもあるだろう。
自分自身を思い出すための“アーティストタイム”を週末に作ろう。この時間は、自分の正体を知るためのトレーニングだ。
絵や音楽やダンスなどの創作活動をはじめろといっているわけではない。ただ、自分の心とつながるだけだ。
心を静かにしたときに、自然に湧き上がってくる衝動をさらけ出してみればいい。きっと、今まで放置していた欲求が息を吹き返すだろう。
“アーティストタイム”なんてマトモな人のする行為じゃないって?
“マトモな人の感覚”とは、他人が勝手に作った常識のことだ。他人の常識を手放さないと、いつまでも自分らしさを取り戻すことはできない。
ほんのわずかな時間でもいい。他人の目を一切気にしない、自分のためだけの時間を作るんだ。
心の声はとても小さい。ノイズが少しでもあると聞こえない。外の情報を遮断し、ノイズを消去し、声も、テレビも、文字もない世界で。身体の緊張をとき、あるがままの姿を思い出せ。
「どう思われるか?」から「なにが出てくるか?」へ
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
多くの人は、「仕事だ」、「時間がない」と言って日々忙しくしている。でも、ゆっくり何もない時間が大切である。
そういった時間を作ることで、自然と好奇心が湧いてくる。何か行動したくなる。何かクリエイティブで面白いことが浮かぶ。
自分は、本当は何がやりたいのか、何が自分にとって幸せなのか。そういった事を考える時間ていうのは、忙しくしていると中々取れない。だから、意識的にその時間を作っていこうと思う。