SNSでアウトプット

本や偉人の方のYouTubeで学んだことをブログにまとめたり、自分の人生の夢や目標について書いていきます。

今さらだけど『怒られる技術』読んでみた。

『怒られる技術』とは、YouTuberのジョーブログのジョーさんと「奢られる」を生業とし、Twitterを中心に活動するインフルエンサーのプロ奢ラレヤーの共著である。この2人は、世間体や社会の常識、「こうあるべき」という日本特有の圧力に縛られず、自分がやりたいことを追求して、実際にやっている方々です。

日本人の多くは、「周りと違う人」に対して、厳しい。そして、そういう人は批判、非難の的になったり、時には差別を受けることもあるのです。

さらに、新しいことも当然そうで、「新しい」とは、つまり「今までと違う」ということなので、そこへの風当たりはたいていの強い場合が多いです。

そうした新しい人や違うことをする人への批判や同調圧力は、考え方次第では追い風になるのだというのがこの本の主張である。そして、その周りからの批判的意見の総体をこの本では『怒られ』と呼ぶことにします。

その意味では2人ともこれまでに数々の『怒られ』を経験してきて、その『怒られ』を有効活用し、うまく自分の追い風にしていったからこそ、現在の姿があると思うのです。

 

【本書の構成】

まえがき

第1章:批判者はハエ

第2章:アンチいない奴はフェイク野郎

第3章:怒られない奴は無価値

第4章:アンチのおかげで今日もメシウマ

おわりに

 

ここでは、第1章の中で印象に残った箇所について紹介します。

プロ奢:日本人の特徴として、「怒られたくない」というのがある。なぜ、日本人は協調性があり、多数派にいたいのか?それは怒られたくないから。みんな勘違いしている。他人に怒られるとすごい傷つくんだけど、そこにもっと鈍感になるべき。

要するに、怒られる=自分の全てが否定されるわけではない

 

ジョー:自分が守りたいもの、正しいと思うものを信じる。それによって怒られても、「だから何?」でいい。そもそも日本人は「みんなが守るべき規範」みたいなのが前提になっている。みんなに怒られないを目指したら何もできない。自分の軸をしっかり持っているか

 

ここで、【批判の種類】についていくつか紹介します。

自分の価値観の押し付け

批判している本人自身がこれは絶対ダメだという価値観の押し付け。自分が「悪い」と認識していることを、他人が行っていたり、性格の中に持っていたりすると人は嫌悪感を感じ、自己否定感を払拭して自己を肯定するために批判して自己肯定感を保たせるのだ。要するに、自分の中の正しさを他人に押し付けている。

その人への憧れや嫉妬からくるもの

本当はそういう人になりたいけどなれてない自分への不満を埋めるために批判する。例えば、金持ってないから、金持ってる奴に文句を言う。自分の日常の穴を批判して埋めるしかない。しかし、自分にないものを持っている人を羨ましく思って、その人を批判してもあなたは何も得られない

好みの違いを尊重できない人

例えば、自分が肉が好きだと言って、それに肉が嫌いな人がただの好みなのに、肉の悪さを主張しているということ。つまり、自分が肉が嫌いだからって、他人が肉を好きでも別にいいということ

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『怒られる技術』はかなり良書でした。やっぱり自分の軸をしっかり持っててやりたいことをやってる人は単純にかっこいい。そんな生き方は一握りの人しかできないと思っていたけれど、今は全然そんな風に思ってなくて夢を持ってそれを叶えるためにやるべきことと、今やっていることがずれてなければ、遅かれ早かれ夢は叶うと思っている今日この頃。f:id:bokuhabit:20181207114737p:image